2016年を振り返って
2017年も12分の1が過ぎようとしてますが、2016年を目標とともに振り返ります。
2016年の目標
- 本を10冊以上読む
- 未達。
- プロダクトのアウトプットを4つ以上
- 未達。
- 個人ページ作成
- できた!
- ブログを20回以上更新
- 未達。
本を10冊以上読む
3冊くらいしか読んでない気がします。別に厳選しているというわけではなく、単純に読む習慣をつけられていません。
自分も2017年で30歳になるのもあってか、次の本が面白かったです。歯ブラシを忘れないためにすべてのリュックに歯ブラシを入れておく件が、自分もKindleを忘れたりするので、枕元用にもう1台買っておくとかで習慣化の手助けになるならやろうと思いました。
これを読んだ場所が楽天カフェだったのですが、ソファーがあると本が読むのが捗ったので、家にもソファーがほしいと思いました。
プロダクトのアウトプットを4つ以上
2015年に作ったLink Stackはわりと更新してたり、古いアプリの更新など行いました。また、依頼でiOSのアプリも作りました。 振り返ってみると、ストアに個人の新しいアプリをあげませんでした。2016年末にそれに気づいて、アプリを仕上げられれば!と思ったのですが全然間に合いませんでした。
個人ページ作成
これはようやく達成できました!前々から欲しかったものです。個人ドメインとかではないのですが、GitHubページを作成しました。内容不足は否めないですがわりと満足しています。
ブログを20回以上更新
記事数は19本でした。気づいていれば追い上げで記事を書いたんでしょうけど、気づきませんでした。
目標を掲げておいてそれに気づいていないというのは問題ですよね。
その他したことなど
Androidの講師
2015年にも行ったのですが、縁あって2016年にも行いました。 都度反省があるので次に生かせればなと。
Kotlin
会社のアプリでも個人のアプリでもKotlinを使ってます。非力なPCでビルドが遅くなるのは辛いですが、それ以外は楽しく触ってます。 以前より状態を意識できるようになった気がします。
企画展
4月~5月に企画展に参加しました。 他の参加者や来場者と交流できて楽しかったので、機会はそうないとは思いますがまた縁があればなと。
引越し
東京で初めてひとり暮らしを始め、4年ちょっと過ごした家から引越ししました。 新江古田から神保町に。ちょうど半年ほど経ちましたが、通勤が徒歩になったのはめっちゃ便利です。
開発合宿
公私どちらでも開発合宿をしました。土善旅館、満足度高かったのでおすすめです。
結婚式
自分のはまだですが、ラッシュすごかったです。毎月参加してたような気がします。時には海外まで参加しに行きました。
親知らず抜歯
人によっては経験しないこともあるのでレアだなと思いました。右の上下を抜きました。 2017年に入ってから、左の上下も抜いたので、親知らずがなくなりました。
振り返ると、結構ライフイベントがあった年でした。 触れる言語が増えたことによる影響か、以前より開発の見通しについて考えられるようになった気がします。
2017年の目標
定量的じゃないのもありますが。これはやっておきたい的な感じです。
30歳になるんですよね。。おっさんやん。
達成するために
KPTをやろうと2016年に言っていたのに、一つもできませんでした。とりあえずカレンダーに登録してそのための日を事前に用意しておこうと思いました。
ニッチなアプリ「Screen Scanner」を作った
スマホに表示されているバーコードを読み取るアプリを作りました。画像を渡して読み取ることもできます。カメラで読み取る機能は現状つけていません。
動機(1年半前)
今から1年半ほど前の話です。
スマホのサイト上に表示されたQRコードを読み取りたいことがあったのですが、スマホが1台しかなく、それを読み取る手段がありませんでした。そこに不便を覚えたので、作ろうと思いました。
バーコード読み取りには、Zxing(ゼブラクロッシング)というOSSがあることを知っていたので、それを使おうと思いました。 画面にバーコードを置いて動かすことはできたので、画面を透過して対象のバーコードの上に載っければ行けるかなーと思っていたら、 アプリからキャプチャできるのは自身だけ のようで、透過部分が真っ暗になりました。 解消するにはルート権限を取るしかない(実は後述の方法はあった)ようで、それは辛いと思いこのアイディアは頓挫しました。。
動機(現在)
エンジニアからしたらちょっと試して駄目だった。なんてのは日常茶飯事で、自分が試してだめだったものや途中のものを眺めていました。
これもなんで駄目だったんだっけ?と動かしてみて、調べなおしてみたら、Android5.0からルート権限不要で画面のキャプチャが取れるAPIがあることを知りました。 そして、Android7.0からクイック設定に、アプリがタイルを置けることも知ったので、これは相性が良さそう!思い再び作り始めることにしました。
動き始めたコミットログ
作ってみて
本当は年内に作り上げたかったのですが、意外とやることが多かったです。QRコードっていろんな情報詰められるんですね。。wifiとかイベント情報とか知らなかったです。 初めの想定だと使いにくいので修正や、追加で使ってみたい機能などがでてきて、思った以上に時間がかかってしまいました。
以下の技術(?)を使いました。それぞれハマったところや気づきがあったので追々個別に記事にできればなと思います。アプリを触ってみると、どんな風に使われてるのかわかると思います。
- MediaProjection API
- Quick Settings Tile API
- Mobile Vision
- MessengerのようなChat Heads(これ正式名称なんなんだろう。。)
- App Shortcuts
まとめ
昔は技術的制約で駄目だったものも、今ならできるようになっていたり、別の実現方法ができていたりします。 初めて触る技術は自分の想像以上のことができたりして楽しいです。逆もあったりするけど。
参考
AWS LambdaでKotlinのコードを動かす
Web APIを作ってみたいと思い、AWS Lambdaを触ってみました。PythonかNodeかJavaが使えるとのことだったので、自分が一番書きやすいKotlinで動かしてみるところまでやりました。
まだ詳しくわかっていない部分が多いので、動作したことのメモ書き程度。
確認した順番
- チュートリアルを見ながらNodeの
hello-world
のblueprintで動作確認。 - IntelliJでMavenプロジェクトでJavaファイルを作成して
mvn clean package
- IntelliJでGradleプロジェクトでJavaファイルを作成して
./gradlew clean assemble
- IntelliJでGradleプロジェクトでktファイルを作成して
./gradlew clean build
上記のようにやっていくことで、問題の切り分けを行いながら確認しました。
詰まったところ
[ERROR] The goal you specified requires a project to execute but there is no POM in this directory (/PATH/target). Please verify you invoked Maven from the correct directory. -> [Help 1]
[2]の確認で起きました。Mavenでpackageコマンドを入力して起きました。めちゃくちゃ単純なのですが、一度 mvn package
を実行して、成果物を確認するために target
に移動したのを忘れてました。。
プロジェクトルートでコマンドを実行しないとだめです。
"errorType": "class java.lang.ClassNotFoundException"
[4]の確認で起きました。 ./gradlew clean assemble
で生成した jar
をLambdaの管理画面からuploadして、testをしたら発生したエラーです。
build.gradleにkotlinを使うための記述が漏れてました。ktファイルを作成するだけではなく、必要な記述を追記しましょう。よく見たら生成されたjar
のファイルサイズがめちゃくちゃ小さいので気づけます。
必要な記述
Androidで使うように、同じように書いたら動きました。
- build.gradle
apply plugin: "java" apply plugin: "kotlin" version = '1.0' repositories { mavenCentral() } sourceSets { main.kotlin.srcDirs += 'src/main/kotlin' main.java.srcDirs += 'src/main/java' } dependencies { compile ( 'com.amazonaws:aws-lambda-java-core:1.1.0', 'com.amazonaws:aws-lambda-java-events:1.1.0', "org.jetbrains.kotlin:kotlin-stdlib:1.0.4" ) testCompile group: 'junit', name: 'junit', version: '4.11' } task buildZip(type: Zip) { from compileJava from processResources into('lib') { from configurations.runtime } } build.dependsOn buildZip buildscript { ext.kotlin_version = '1.0.4' repositories { mavenCentral() } dependencies { classpath "org.jetbrains.kotlin:kotlin-gradle-plugin:$kotlin_version" } }
"errorType": "java.lang.NoClassDefFoundError"
[4]の確認で起きました。 ./gradlew clean assemble
で生成した jar
をLambdaの管理画面からuploadして、testをしたら発生したエラーです。
これが一番詰まりました。。どうやら、 ./gradlew clean assemble
で生成される jar
ではなく、 ./gradlew clean build
で生成される zip
の方じゃないとだめみたいです。
jarはbuild/libs
に生成されますが、zipはbuild/distributions
に生成されます。
試してみて
まだアプリから使うところや、実際に利用するようなWeb APIには全くなっていないですが、自分の選択肢を増やせて良いなと思ったところです。
今回の検証結果はこちら。
参考
ステップ 2: HelloWorld Lambda 関数を作成してコンソールを探る / AWS Lambda
AWS LambdaがJava対応したので簡単チュートリアル / Qiita