OpenSSLでファイルの暗号化/復号化をしたくてAlpineベースのDockerイメージを作成しました。
ググったら同じようなものがあったのですが、OpenSSLのバージョンやCA証明書が古かったりで使いにくかったので作成しました。
どのバージョンのOpenSSLが入っているか・または指定できるようにtagをつけて管理したいと思い、Automated Buildsでtagをpushした時に自動でつけられるようにしたかったのですが、ちょっとハマったのでメモ。
何をしたか
デフォルトでmasterブランチを対象に latest
とtagを振ってくれるRULESがあるのですが、今回はtag名にしたかったので不要と思い削除しました。
その上でGitのtagを見てそれをDocker Tagになるように設定したのですが、 Docker Tag
の部分がうまく指定できなくなりました。具体的には、何を入力しても latest
になります。
設定できそうに見えるのですが、保存すると Docker Tag
が latest
に置きかわります。
latest
tagを振るRULESが最低1つは必須なんだと思い、はじめにあったRULESを追加してもダメでした。
どうやら 一番上が優先される ようで、削除して latest
が一番上に来るようにRULESを指定することで思ったように指定できるようになりました。
思えば latest
のtagが振られていないものってないなと思い、それから逸脱するような指定はできないようになっているんだなと納得しました。
まとめ
- RULESは上にあるものが優先される
- latest tagの指定は必要
- 一度tagをつけてAutomated Buildsに成功した後は
latest
tagの指定を削除しても設定できるようになりました。一定の環境下でないと起きないのかもしれません。
- 一度tagをつけてAutomated Buildsに成功した後は